Rakugolover’s blog

落語について色々語ります

志の春第6回英語落語見てきました

では感想を箇条書きで。

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•  『金明竹』前半はそのまま訳してて成功だったと思う

•  ただ祖父と与太郎にしたのはどちらも演じ分けが微妙だったので、普通に伯父さんにした方がよかった

•  二席目、『権助魚』は奥様との会話等、面白くきけた

•  魚屋とのくだりから面白さにかけたのは、多分権助が山家育ちで川魚と海でとれた魚の区別がつかない、と客に刷り込まれなかったせいかも。独り言では言ってたけど押しが足りなかったね。

•  三席目、『茶の湯』は小僧と旦那がよくイメージできた。この人は結構子どもを演じるのが上手いと思う

•  分かりやすさを優先したのだろうが、茶の中身をワサビ粉にしたのはいただけない(本来は青きなこ)。ワサビなら目にくるから口にする前に気づくだろう、と思ってしまう。というか、そもそも抹茶の代替でワサビというのがどうかと。

•  総じて、“古典落語は英語にしても面白いんだなぁ”と"英語が上手くても演じるのが上手く見えるとは限らないんだなぁ”の二つの発見ができた夜だった