Rakugolover’s blog

落語について色々語ります

オタクとファンの違い

落語オタクと落語ファンでは何が違うのだろう。昨日の浅草演芸ホールでも落語家側からいちいち演目をメモする客が揶揄されてた。やはり高座から客が何してるかは良く見えるとみえる。

 

オタクとファンの違い、それは噺家が嫌がることをするかしないかという一点に尽きる。隣に昨日座ってた人なんかはスマホにメモってたが、正直ブルーライトが意外と明るく噺の途中でも打ち込みだすので、気になってしょうがなかった。それなのに、トリの小三治のときは身を乗り出してスマホを開きもしない。分かりやすいオタクだとある意味感心した。

 

これは、相手によってあからさまに態度を変える人が嫌われるのと同じで、噺家に嫌われるのも無理はない。落語が好きなら、噺家が嫌がる事をしない上等な落語ファンを私は目指したい。