自伝も落語になるとこんなに面白い!
12.中沢家の人々(三遊亭圓歌)
この噺は2017年に亡くなった三遊亭圓歌の十八番。どもりの高校生が駅員から落語家になり、何故か自分の親だけでなく嫁両親も引き取って暮らす日常をコミカルに語り、笑いをとっていた。
自分のことを語るのはマクラで噺家がよくやるが、落語にまで高めた圓歌の力はスゴイ。自分と周囲を突き放して眺める姿勢がきっと共感を呼ぶのだろう、何度聞いても面白い噺だった。惜しいのは圓歌亡き後この噺を誰もできなくなったこと。自伝だから仕方ないが生で聴けなくなったのは残念だ。
オススメ度 ★★★★
CDあります
https://www.amazon.co.jp/dp/B00R18XZDI/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_RHRED9A9XZJAWJ734VS5
DVDもあります
https://www.amazon.co.jp/dp/B000CBNZFO/ref=cm_sw_r_cp_awdb_imm_3RW74WYGC537TQY9GTX9