Rakugolover’s blog

落語について色々語ります

カラオケが落語になるとこんなに面白い!

7.カラオケ病院(春風亭柳昇)

 

2021年3月はコロナウィルスのため緊急事態宣言中だが、もし感染した時こんな病院にかかれたら嬉しいのに…と思わせる落語。

ストーリーは、流行らない病院が集客のため患者のカラオケ大会を開き、参加者は自分の病気にちなんだ替え歌を熱唱…というものだが、この替え歌のレベルが高くて笑える上に、柳昇の喉も良かった!病院を舞台にしたのも話に無理がなくていい。

この落語は昭和の作品だが令和の時代でも通じるのが素晴らしい。春風亭柳昇は2003年に亡くなったが、その後も昔昔亭桃太郎等が使う曲を一部変えて演じている。こういう後世に引き継がれていく新作・創作落語がもっと出てくればいいと思う。

オススメ度 ★★★★★

 

CDはこちら

https://sankeishop.jp/items/a0712