ちっとも怪談ぽくないが実は新作怪談落語
54.消えずの行灯(三遊亭天どん)
本所七不思議に題をとった落語。ストーリーは、夜更けに無人の蕎麦屋の屋台を見たカップルが七不思議の一つ消えずの行灯と思い込み震え上がるが、毒を喰らわば皿までというので蕎麦を作ったり好き勝手し始める。と、屋台の主が戻ってきて…というもの。カップルは宮戸川みたいだし、屋台の主のキャラも勢いはあるが個性的ではないけれど、オチは意表を突いていると言えなくもない。正直好みが分かれる噺だ。
オススメ度 ★★★
CDあります
春風亭一之輔・三遊亭天どん 新作江戸噺十二ヶ月 https://www.amazon.co.jp/dp/B082PRJ8YT/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_MBFRMPAFN7J1AMW709Y4