Rakugolover’s blog

落語について色々語ります

''その道のプロ”の可笑しさを笑いにした落語

4.寿司屋水滸伝(柳家喬太郎)

 

フランス料理の修行しかしてこなかった息子が亡き父の寿司屋を継いだが、どんどん板前が辞めていく。仕方なく自分で握ろうとするが刺身も造れずチャーハンを寿司飯にする有様。怒り出した客にたまたま店にいた"トロ専門”の板前が助けに入り事なきを得るが…というストーリー。

舞台に寿司屋を選んだところが天才的だ。これは(寿司)という専門性が高いイメージのある料理でないと成り立たない噺。オチは正直とってつけた感があるが、途中で切っても充分楽しめる落語だ。

オススメ度 ★★★★


CD あります

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